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村の学校、授業はTVで 「通信格差」を乗り越え人気に

2020/05/21



新型コロナの影響でオンラインでの授業のニーズが高まってきています。
ただ、家庭での通信環境の差などもあり、「格差」が生まれている、のも事実です。
そんな中、教員がテレビを使って授業を配信する取り組みをしている自治体があります。

(朝日新聞デジタル2020年5月19日の記事より一部抜粋)

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新型コロナウイルスの影響で休校が続いた学校現場では、インターネットを活用したオンライン授業が普及した。一方で、通信環境の違いによる「格差」も生まれている。そんな中、福岡県の山間部に位置する東峰村では、ケーブルテレビで授業の番組を流している。お茶の間でみんなで見られるので、保護者や高齢者も一緒に楽しんでいる。

(前略)

 同校や村によると、児童・生徒の家庭の約3割はWiFiでインターネットを使える環境がない。スマートフォンなどを活用するとしても保護者が不在の間は使えず、やはり約3割の家庭で平日のオンライン学習はできない。一方、村内の大半が地上波デジタル放送の難視聴地区のため、村が力を入れてきた光ケーブル網はほぼ全世帯に整備されており、これを利用したケーブルテレビは全児童・生徒の家庭で見られる。

(後略)

 東峰村では21日から分散登校が始まるが、杉野先生は「第2波、第3波でまた休校する可能性もある。今回作った番組や経験は役に立つ」と話す。休校の影響で授業が減る可能性がある体育や家庭科などは今後も番組作りを続け、家で学べるようにするつもりだ。(岩田誠司)

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状況を把握して、生徒に平等に行き渡るツールを活用しようと模索しているのはとても素晴らしいことですね。

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