教育業界でデジタル化が浸透してきていますが、教職員にかなりの負担がかかっている
という記事がありました。教育新聞2021年10月20日
生徒側の年齢によって、あるいは生徒自身の意識の違いによって、指導する側の教職員には負担が
かかるようです。この記事にもありますが、小学生低学年の生徒は日本語の文字さえままならない
状態なのに、ローマ字の大文字小文字や記号などを識別させてログインをさせるというのは確かに
おかしいなと思いました。
指導する教員としては、平等になるようになるべく一番理解の低い生徒を基準にデジタル化の指導
をしていくということもあるでしょう。また、教職員間でITスキルに差があったり、そもそもIT慣れ
していない教職員はデジタル化になかなか意欲的にとりかかれなかったりなど、教職員間の意識の差
も指摘されているようです。その結果、クラスや学校によってスキルの習得が違ったりということも
生じているでしょう。
昨今問題視されているネット上のいじめをはじめ、ネット上の情報の扱い方などのモラルの指導も
必要になりますね。ですが何もかも学校任せ、丸投げということになっている状態のようで、
ただでさえ多忙と言われている教員にますます負担がかかっているということのようです。
デジタル化を避けることは考えられないでしょうし、何か新しいことを始めるときは最初が大変な
ものですので、教職員、また生徒が当たり前のようにデジタル化に慣れるまでしばらく混乱は続く
ということもやむを得ないということでしょうか。
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